virtual-oji’s diary

SIerに勤務するインフラエンジニアのブログ

VMware製品構成上限の簡単な確認方法

昨今、数多くのVMware製品が提供されています。

見積もりや設計段階で構成上限を確認することは必須な作業ですが、

様々な製品が絡み合いとても複雑で、見誤ると設計に大きな影響を及ぼしかねず骨の折れる作業となっています。

 

そんな中、構成上限を簡単に確認できるサイトがリリースされていましたのでご紹介します。

 

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VMware Configuration Maximums

https://configmax.vmware.com/guest?vmwareproduct=VMware%20Cloud%20on%20AWS&release=VMware%20Cloud%20on%20AWS&categories=68-0,52-0,57-0

 

例えばHorizon on VMC on AWSの構成上限を確認したい場合は左側の項目にチェックをいれていくだけです。

VMC on AWSとHorizonにチェックを入れると関連するOraganization Maximumsにも自動でチェックが入りました。

 

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左下のview limitをクリックすると結果が表示されます。

 

PDFに出力でき証跡にもなるのでかなり良いです。

仕様変更で設計時と上限が変わり大きな影響が出ると後々責任論になりかねないので、

はっきりさせる+自分の身を守るためにも残しておくことを強くお勧めします。

 

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結果を見てみますと組織辺りのホスト上限32ホスト、パブリックIPの上限75

SDDCあたりのVDI数2,000と表示されています。

softLimit部分はサポートに依頼すると上限緩和できるものもあります。

 

眺めているだけでも知らない上限があったりして新しい発見があるのでお勧めです。