VMware Cloud on AWSのサイジング②
以前の記事でVMware Cloud on AWS(以下VMC on AWS)のサイジング方法を紹介したのですがサイジングページがver3に更新されましたのでご紹介します。
基本的な使い方は変わっていないので以前の記事もご参照ください。
本サイジングツールを利用するとESXiが何台必要か?を簡単に計算することができます。
以下のサイトにアクセスしますとサイジングページが表示されます。
https://vmc.vmware.com/sizer/workload-profiles
パット見あまり以前のバージョンと変わっていないのですがいくつか変更があります。
vCPUやRAMを小数点付きで入力できるようになったので、より細かいサイジングが可能に。
また、計算結果によっては2ノード構成が表示されるようになりました。※5/23現在ではプレビュー版でSLAがつかないので注意ください
また、サイジングツールで考慮されていない注意点です
★管理コンポーネントがLargeで計算されない。
→ホスト6台以上の環境ではSLAを満たすためにはvCenter・NSX Manager・NSX EdgeをLargeにする必要がありますので、別で考慮する必要があります。
★HCXは考慮されていない
→主に移行ツールで利用するHCXは考慮されていないので別で考慮する必要があります。
★ホストタイプの混在は計算できない
→i3とr5のホストタイプの混在は計算できません。あまり混在はしないと思いますが・・・。
以上、新しいサイジングツールのご紹介でした~