virtual-oji’s diary

SIerに勤務するインフラエンジニアのブログ

VMware Cloud on AWS アップデート(202204)

今回はVMware Cloud on AWSのアップグレード情報についてです

 

・Multi CGWをサポート

今まではワークロード用のConpute Gateway(CGW)は1SDDCで1つしか作成できませんでしたが、複数個できるようになりました

これによってCGW折り返しの通信を分離できるため、より柔軟な構成をとれるようになりました!

 

・Route Aggregationをサポート

ルート集約機能がサポートされました。VMC on AWSがオンプレミスと接続する場合、BGPで広報される経路をもらう形で通信経路を確立しますがCIDR数に制限がありました

今回のアップデートでCIDRを集約できりょうになりますのでより大規模環境でもVMC on AWSを利用できるようになりました(元々広報できる最大は20でした)

 

・CGWで使えるセグメント数が増加

もともとは200が上限だったのですが、multi CGWとRoute Aggregationの機能追加によって最大4000まで使えるセグメント数が増えました

 

今回は以上です