高くなる!?クラウド環境でのOracleライセンス
今回はオンプレからパブリッククラウド環境へ移行する際によく問題となるOracle DBライセンスについて記載しようと思います。
※あくまで参考にしてください!※
なんでOracle DBをパブリッククラウドにもっていこうとするとライセンス問題が出てくるのか??
それはOracleをパブリッククラウドで利用する際のライセンスカウント方法にあり、多くの場合、必要ライセンス数が増えることになるからです。
オンプレミスの場合は「稼動する可能性のあるサーバの物理ソケット数毎」にライセンスがカウントされます。
例えば1ホスト上(1ソケット18コア)上に3台のOracleがVMとして稼動している場合、Oracleライセンスは1ライセンスで済んでいました。
これをEC2へ移行しようとすると以下の考え方が適用されます。
https://www.oracle.com/assets/cloud-lic-170290-ja.pdf
わかりにくいので図にするとこんな感じです。
つまり4倍のライセンス数が必要となります。。。OMG。
ちなみに上記リンクに記載ありますがEnterprise Editionだとさらにカウントが厳しくなるので超高額となる場合があります。
これは脱Oracleがキーワードになったりするわけですよね・・・。
PostgreやAmazon Auroraに乗り換えを考えるレベルのコストアップになる場合がありますので、クラウドへOracleをもっていく際はご注意くださいね~。