VMware Cloud Disaster Recoveryのアップデート
今日は先日アナウンスされたVMware Cloud Disaster Recovery(VCDR)のUPDATEについてみていこうとおもいます。
この機能はオンプレミス等からVMware Cloudへ仮想マシンをレプリケートし、災害時には災害サイト側でシステムをリカバリして事業継続を図ることができる機能です。
守りたい保護サイトはオンプレミス、クラウドのどちらも指定できるようになっています。
保護サイトにConnector用の仮想マシンを設置し、クラウドのオブジェクトストレージへデータを転送する形となります。
それでは本題のアップデート内容です。
・評価用ライセンスの登場
今までは検証やPoCでも1年か3年単位でライセンスを購入しないといけなかったのですが、評価用のライセンスが登場しました。とはいえ、完全無償ではなく仮想マシン数は25VMまで、最大6か月間の従量課金制であることは注意してください。
・展開済のSDDCのサポート
従来はVMware Cloud(SDDC)のデプロイ時にVCDR機能を有効化しないといけなかったのですが、展開済の環境でも後からVCDR機能を有効化できるようになりました!
これで導入がしやすくなったかと思います。
・保護できる仮想マシン数が2500VMに拡張
今までは最大1500台だったのですが、今回保護できる数が拡張されました。
【まとめ】
VMware Cloudへ災害対策する場合に必ず使うといっても良い、本機能ですがどんどん機能拡張されていっています。Updateが早いのでこれからのパワーアップが大変楽しみです