VMware Cloud on AWSの最新アップデート情報
続々と新しい機能がリリースされているVMware Cloud on AWS。
先日行われたイベントVMware Evolve内で発表されたVMware Cloud on AWSの最新アップデート情報について記載します。
・大阪ローカルリージョンが2019Q2内にリリース予定!
大阪ローカルリージョンがリリースされます!ローカルリージョンは本家のAWSでも単独での利用ができないなど、特殊な制限が何点かありますのでVMCでもDRやバックアップデータの保存先としての利用が多くなることが予想されます。
・チャットサポートが日本語に対応!
今年の4月からチャットサポートが日本語対応しました!
レスポンスが早くて周囲からの評判も良いサービスですので嬉しいですね。
ただし営業時間外(夜間など)は英語でのサポートとなるようです。
ちなみによくあるチャットBOTではなく、中の人がきちんと対応してくれます。
・ダウンタイム無しでVMを大量に移行!VMware Cloud Motion with vSphere ReplicationがTech Preview!
これはHCXでのライブマイグレーションとバルクマイグレーションの両方のメリットを兼備した機能となっており、いよいよリリース間近のようです。
ざっくりとした概要ですが、大量のオンプレミスで稼動している仮想マシンをダウンタイムなしで一気にクラウド側へ移行できるというソリューションとなっています。
・大容量ストレージが必要なVM向け!vSANと連携したAWSのEBSが利用可能に!
CPUやメモリは高スペックなものが必要ないが、大きなストレージ容量が必要な場合などにEBSを利用することで柔軟で最適な構成を実現できるようになりました!
・専用線と安価なバックアップ回線の活用でコストを最適化!Direct ConnectのバックアップとしてVPN回線を利用可能に!
今まではAWSとオンプレを繋ぐ専用線であるDirect Connectを選択するとバックアップ回線側もDirect Connectを引かなければならず、回線費用が高くなってしまいましたが、今後はバックアップ回線側にVPNを利用した安価な回線を選択できるようになりました!
・他にもリリース予定機能満載!ロードマップが公開されています。
今後もオンプレからの「物理移行」を実現するAWS SnowBallのサポートやベアメタルサーバやソフトウェアなどのメンテナンス時間を選べるようになったり、より高スペックなホストを選択可能になったりとリリース予定の機能が満載でした。
さらに詳細を知りたい方はVMC on AWSのロードマップが以下のサイトで公開されています。
https://cloud.vmware.com/jp/vmc-aws/roadmap
新しいリリースについて詳細が判明しましたら、また記事を投稿しようと思います。